バレエと「ごっこ遊び」、成長の共通点

幼少時代の「ごっこ遊び」。 実は沢山の能力が身につく優れた遊びなんです。

なぜなら、「ごっこ遊び」には必ず役柄と役割りがあり、それぞれの役柄の背景や感情を想像しなくては成立しない遊びだからです。

しかも、瞬時に場の流れを読み、自分と違う立場の人の感情を察して臨機応変に対応しなくてはならない。 意外にも、レベルの高い能力が遊びを通して養われます(笑)。

現代社会の課題でもある「コミュニケーション力」や「対応力」の習得に直結した素晴らしい遊びなのです!

そして、この「ごっこ遊び」から得られる成長と、バレエの大作を経験することで得られる成長点は共通しています。

「ごっこ遊び」 への気づきからという訳でありませんが、当教室では発表会で踊る全幕作品については全曲をダビングして生徒さんにお渡ししています。

 

自宅でバレエ作品の全曲を聴くと 「ひとりバレエ劇場」 というバレエ版のごっこ遊びが生まれます(笑)。

この遊びをする為には、自分の出ているシーンだけではなく、作品全体の流れや意味を理解しなくてはなりません。 そして先輩や友達が踊っている姿をしっかり観察していないと、レッスンで未習得のステップを楽しんで踊ることが出来ないのです。

そのうえ、忙しいお母さんに興味を持って観てもらい、楽しく盛り上がる為にはそれなりの感情移入も必要になります(笑)。

 

「ひとりバレエ劇場」 ごっこ。

能力アップの要素がかなり含まれていることが上手く伝わったでしょうか?(笑)。

今の時代、自分に直接関係のある事柄だけに視点がいきがちです。

また、スマホ時代の子どもたちは、画面という平面で情報を得るので、全体を見通す力や立体的な思考が弱くなってきています。

ですが、実社会では見えない部分で関連している事柄や人の存在が沢山あります。

広い視野で、様々な立場を理解して思いやること。

そして全体の中での自分の役割と責任を考え、ベストを尽くすこと。

こんなことを、自宅で練習?(という名の遊び)を重ねることで、知らず知らずのうちに成長してもらえるようにするのが、生徒に全曲ダビングしている理由です。

ですから、バレエの発表会は単に華やかだけでなく、大人になる為に必要な多くの成長と価値をもたらしてくれる機会なのです。

ただ・・・・

唯一の難点は、この成長を実感できることに少々タイムラグがあることかもしれません。

さて、いよいよ今週末が発表会です。 GW最初の予定にして頂けたら嬉しいです。

詳細はこちらです→ https://www.mcb-ballet.jp/3844/