イギリスより嬉しいお知らせが届きました。
留学時代の恩師であるアニタ・ヤング先生(現在英国ロイヤル・バレエスクール講師)が、MBE(大英帝国勲章)を受賞されました。
バッキンガム宮殿での授賞式の写真を、留学当時の友人が送ってくれました。
アニタ・ヤング先生は、足の甲がとっても美しい先生で、アレグロ(ジャンプ系のコンビネーション)の振付は特に素晴らしく、今でも記憶に残っています。 ですから、先生の振付はオーロラクラスの指導に活用させて頂いています。
実は、留学時代に一番厳しかったのがこのアニタ・ヤング先生でした(笑)。
この先生から一つでも多くのアドバイスを受けられるようにと、レッスンの時にはスタジオに辞書を持参&足元に置いてレッスンしていたのを思い出します。
そして、久々に当時の成績表を見返してみてビックリ!( ゚Д゚)。
4年前から当教室に導入している世界共通のチェケッティバレエ検定について、アニタ先生からこんなメッセージがが書かれていたんです。
「今回、あなたがチェケッティの試験にチャレンジできなかったことを残念に思っています。将来、あなたがこの試験にチャレンジすることを期待しています。」と。
約20年過ぎましたが・・・・
先生から頂いたメッセージ通りに、私はチェケッティのバレエ検定受験して教師資格を取得。そして、現在は生徒たちに試験を導入できるようになりました。
あの時の先生の厳しさが、今の私に繋がっていると思うと感慨深いです。と、同時に、こんな素晴らしい師匠から学んだ事を伝えていく使命も感じます。
春には70歳を迎えられるアニタ先生。 今年中に先生にお会いして、当時のお礼と今の状況をご報告したいなとぁ思っています。
P.S:ちょっと恥ずかしいですが、留学当時に太っていた私の卒業式の写真とアニタ先生からのメッセージを一緒に公開します(笑)。