11月22日(木)~25日(日)、京都で開催されたP.B.K京都バレエコンクールに参加してきました。
今回は8名中、5名がコンクールに初挑戦。
例年以上に生徒やお母さんの緊張を感じたのと同時に、全員の成長も大きく感じたコンクールでした。
実は!!!
予選数日前まで仕上がりが良くない生徒が多く、私の心中はハラハラドキドキでした(+o+)。
毎回のことですが目の前の生徒の状況と向き合うことは、これまでの自分を振り返る良い機会になります。
私がスランプだった時・・・・
- どうやって乗り越えただろうか?
- 地味な練習を続けられる理由は、何だろうか?
- バレエで大切にしていることは何か?
- 生徒たちと築いてきたことは何だったのか?
そしたら、思い出したんです~~(*^^)v
MCBの生徒を瞬時に変える魔法の言葉を。
やったぁ~~~!\(^_^)/!
ラストの1週間は、その言葉を軸にして伝えると全員が大きく変わりました(*^^)。
さて、その魔法の言葉とは!
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「お客様に対して○○○して」です。
○○○には、手を差し出してとか、目線や足先を使ってなど技術的な言葉が入ります。
「全てはお客様のために」
これは、私が劇団四季で叩き込まれたことです。
バレエの練習って、はっきり言ってメッチャ地味~でツライ(笑)。
あんなに地味でツライこと、自分の為だけだったら到底続けられません。
そこに「誰かのために」とか「人に喜んでいただきたい」という気持ちがあるからこそ、がんばれます。
それからのレッスンは、生徒たちの踊りが毎回キラキラ輝きました。
その結果、予選は全員がベストを出せたと感じています。
とはいえ、
本番では目に見えるミスもありました( ;∀;)
予選通過できなかった生徒もいました( ;∀;)
しかし、それ以上に全員の成長が舞台に表れたことが今回は一番の成果だったんです。
もちろん、成長とコンクールの結果が伴うのは理想です。
それよりも、もっと大事なことはゴールをどこに設定するかということ。
そして本人、親御さん、指導者が同じゴールを共有していることが大事だと思います。
コンクールはゴールではなく、成長のための通過点ということをご理解&サポート下さっているお母様方には感謝しかありあません。
最後に、少しだけ自慢させてください。
「全てはお客様のために」
どんな技術や方法よりもこの言葉で変化した生徒たちのことを、私はとても誇りに思っています。
社会に出た時、どの業界でも求められることを生徒たちが身につけたこと。今回のコンクールでの私のご褒美はコレだったな(笑)。